[ リノベーション-001 ]
マンションリノベ千葉

リノベーション部門

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築40年程前の、下の平面図左図のような、古い間取りのどこにでもあるマンションの改装です。賃貸に出しても、借り手がなく空き室になりかねません。更新時に必要なクロスの張替えや水回りだけの部分改装でも、思っている以上に改装費がかかります。だからと言って借り手が現れる保証もありません。そこでいっそ全部取っ払って、間取りも含め、借り手の対象を新婚夫婦に絞って、設備も含めて現代風に全面改装しました。費用は浴室をユニットバスに変更し、トイレ、洗面台を取り換え工事含めて、床面積55㎡で工事費400万円です。

心がけたのは、注文住宅と違い、住み手の違いに対応できるように、融通の利く間取りと、中央部の暗い部屋を明るくし、現代の生活と要望に適応できるようにすることでした。

そこで、中央のDKと南側二室の間仕切りを下がり壁ごと取っ払って、大きなワンルームにし、キッチンを対面式に、元の二室は天井からの吊建具の間仕切りで、二室にもワンルームにもできるようにしています。吊建具は3枚、すべて取り払うこともできます。床は無垢のカバ材のフローリングを既存の床下地に貼って仕上げました。北側の個室は広げ、夫婦寝室となる広さとし、クローゼットも新設し、廊下との間仕切りは、すべて廊下と寝室から交互に使用できる収納棚としています。改装後理想通りに新婚さんに入居していただけました。

 

新しいDKから対面式キッチンを見た写真です。キッチン前のカウンターの高さは1200mmとし、ダイニングから流しのシンクが見えない高さとし、その下は奥行25cmの収納としています。DKは二室に区切っても、食卓を置いて、ラブチェアーでテレビが見れるような配置が可能にしています。

中央の部屋の壁付けキッチンは対面式にしました。流しは既製品を使用して造作のカウンターと組み合わせています。流しの反対側は、住人が冷蔵庫と配膳台を兼ねた食器棚を置けるように、奥行を違えてスペースを確保してあります。ドアホンは顔の見えるカラーのインターホンにし給湯機のリモコンもコンロそばに設けています。レンジフードの排気口は既存のものを使用するために壁際天井にダクトを設けました。

玄関からの廊下の間仕切りを取り払い、個室と廊下を少しいじめて、奥行30㎝の収納棚を設け、間仕切り代わりにしています。洗面室入口にも引き戸を新設し、寝室の入口も引き戸に替えました。

左の古い洗面台を取り払い、単純な洗面器とメデシンボックスと、ガラス棚だけにしました。洗濯機置き場との間にうすい衝立を設け、洗濯機が目に入りにくい配慮をしています。

建設地
千葉県千葉市 
敷地環境
市街住宅地
構造
鉄筋コンクリート造4階建16戸の内一戸
階数
4階建の3階一戸分
敷地面積
不明
建築面積
不明
延べ床面積
マンション全体880㎡、一戸分55㎡
工事費
400万円
家族構成
入居した方新婚夫婦二人
居住者の年齢
30代
設計者名(事務所名)
藤原 昭夫(結(ゆい)設計)

図面

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