[ 間取り動線-006 ]
ものづくるいえ~芸術家の住まい~

間取りや動線部門

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「自分の作品が自由につくれるアトリエがほしい。」オーナーである彫刻家の第一声であった。

敷地は両親の住む日本家屋の隣接した、道路より1mほど高台にある土地。前面の駐車スペースを除くと40坪程。予算は約1200万円。

職住一体の建物は多くの人の憧れである。特に芸術家には常に作品のことを考え、ひらめいた瞬間にそこにものをつくれる環境があることが何より大切である。

オーナーは大型の立体的なオブジェを製作している。そのため、必要なアトリエの条件として、天井高5m以上の空間、そして製作に使用する工具類をいたるところに設置したい、ということであった。このアトリエスペースを軸に、各居室を配置する計画とし、夫婦二人がゆったりとくつろげる広いリビングと寝室をゆるやかに繋げる空間構成とした。

アトリエからつながる階段を登れば、ホッと一息つける12畳大のルーフバルコニーに出ることができ、製作に没頭できる環境を提案した。

創作意欲をかきたてる天井高5mを超えるアトリエ。階段はルーフバルコニーへと繋がっている。床はメンテナンスを考え土間仕上とし、オーナー自ら好きな位置にフックや棚をとりつけられるように壁は合板現し仕上とした。

18畳の広々としたリビング。南側コーナーに大きく窓をとり、明るい空間を提案した。景色を楽しみながら洗い物ができるようにキッチンは窓に面した位置に設置した。コーナーに収納力の高い造り付け棚を設け、スペースを有効に利用できるように配慮した。

リビングより寝室をみる。あえて間仕切りを設けず、ゆるやかに空間を繋ぐワンルームのようなつくりとした。

アトリエから続く階段を登ればそこは12畳大のルーフバルコニー。創作活動の合間にホッと一息つくスペースとした。
隣に住む両親は、観月にも使用したとご満悦であった。

建設地
福岡県福岡市 
敷地環境
市街地
構造
木造
階数
平屋(一部2層吹抜け)
敷地面積
192.84㎡(58.3坪)
建築面積
72.87㎡(22.0坪)
延べ床面積
72.87㎡(22.0坪)
工事費
1200万円
家族構成
夫婦2人(隣家に両親夫婦)
居住者の年齢
50代
設計者名(事務所名)
株式会社山田工務店一級建築士事務所

図面

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