[ 素材-002 ]
真鍮プレートの玄関框にこだわる

素材部門

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玄関は奥行きよりも幅を確保した方が使い勝手がよい。帰宅時に荷物を置けるし、家族や来訪者の靴をたくさんさばける。幅の狭い玄関では、他人の靴を踏むことになりかねない。円弧状にすることで、 奥行きを稼げると同時に長さも少しだけ確保できる。

且つ、訪問者を包むように迎え入れる。空間も軟らかく感じる。木製で曲線の框は高価になるが、金属プレートを使うことで容易に施工ができる。金属の中でも銅や真ちゅうは暖かみを感じる金属なので、真ちゅうを使用している。

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ご主人のおかぁ様の出身が高知県と聞き、土佐和紙を使いたいとご提案したら、
なんと!!
おばぁ様が受け継いできた土佐和紙を従妹が更に引き継いだと、、、
ならばとその従妹に1000枚の和紙を漉いてもらい、それを壁紙、建具にはらせてもらいました。
高知県北嶺地域では良い杉が採れます。和紙だけでなく、杉も高知から運ぶことにしました。みんなで高知まで見学に行って確認。おかげでいい材料が手に入りました。
合わせて土佐漆喰も使っています。
東京にいながら土佐の家なのです。

東西に広く南北に奥行きのない敷地なので二階に生活の中心を持って行きました(逆転プラン)
東西にはバルコニーを設け庭のかわりに。
南のバルコニーは向かい指導の視線を気にしなくてもいいように、斜めの格子にすることで、室内からの広がりを確保しました

ポーチの受け壁は土佐漆喰。
玄関内部まで光と共に入り込んでいきます。

2階リビングと玄関を繋ぐ階段鼻先から玄関を見ます。
Rの曲線が玄関の雰囲気を柔らかくしてくれています。

2階に上がる階段
壁紙は、従妹が漉いてくれた土佐和紙
外観のガルバリウム鋼板が殻のように堅いイメージなのに対し、
内部はこの土佐和紙と杉でとても優しい空間になっています
内外の対比も印象的な住まいです。

南北に狭い敷地。2階に生活の中心を置きプライバシーと陽当り、風通しを確保しています。
バルコニーの格子も目隠の高さにしています。かつ、斜めにすることで室内に広がりを持たせています

建設地
東京都立川市 
敷地環境
横田基地そばの住宅地
構造
木造在来工法
階数
地上2階
敷地面積
146.96m2
建築面積
58.76m2
延べ床面積
117.11m2
工事費
2400万円
家族構成
ご夫婦2人
居住者の年齢
ご主人:当時30才/奥様:当時28才
設計者名(事務所名)
倉島和弥/(有)RABBITSON一級建築士事務所

図面

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