[ 素材-012 ]
木箱の家

素材部門

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40年間地域に根ざした美容室を営むお母さんと執筆活動をするお父さんのための仕事場兼住宅である。
1階には窓を開け放つと風が通り抜ける街に開かれた縁側のような場の美容室と着付部屋兼お母さんの寝室を配し、
2階には夫婦の茶の間と隣家の借景を楽しめるお父さんの寝室兼執筆部屋が配される。
1階・2階共に、短辺に設けた開口から自然の光が入り込み、風が通り抜ける風洞のような空間となっている。
建具のみで各部屋の間仕切りを簡単にできることで、シンプルな同じ平面ダイアグラムを重ねた木箱のような建物の中に、
狭小ながらも空間を工夫しながら過ごせる夫婦の「働と住」の場を創り出した。
構造、内・外仕上げ共に木材を主に使用している。
木材の最大の魅力は、不ぞろいであることも、古くなることも、アジワイとなり、個性になることではないだろうか。
木箱の家は、自然の恩恵を大いに受け、一日、一年を通して、多様な姿を現す建築となっている。

1階の美容室とお母さんの寝室兼着付部屋。庭側にある寝室と美容室との段差は街に開かれた縁側のようになる。
内部の引戸の開閉により、プライベートと仕事との切り替えができる。

2階の茶の間とお父さんの寝室兼執筆部屋。茶の間と寝室とは4枚建ての引戸で仕切られ、片側に寄せることで2階が大きなワンルームとなる。

階段室のFIX窓。東側を向いており、朝日が階段室と茶の間に入り、室内を明るくする。

外壁を木パネルで多い、木の塊のようなフォルム。
階段室の窓はこの建物のアイコンでもあり、室内の明るさと開放性を感じさせる存在になっている。

建設地
埼玉県川口市 
敷地環境
住工混在地
構造
木造
階数
2階
敷地面積
82.64㎡
建築面積
39.93㎡
延べ床面積
79.5㎡
工事費
家族構成
夫婦
居住者の年齢
設計者名(事務所名)
鈴木宏亮+山村尚子/すずき

図面

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